ホームページは作って終わりではなく、育てていくものである。私たち制作会社がよく口にする言葉ですが、皆様は育てるホームページと聞いて、どのような状態を想像されるでしょうか。
先日、ある歯科医院様のホームページを10年ぶりにリニューアルさせていただきました。その際、まさに育ちきったホームページの一つの完成形を見せていただいたように感じました。
10年間の歴史と熱意が詰まったサイト
そちらのお客様は、ご自身でとても熱心にホームページの更新作業をされていました。
もともとのサイトには、日々の診療への思い、新しい設備の紹介、患者様へのお知らせなど、多種多様なページがご自身の手で付け加えられていました。画面にはたくさんのバナーが並び、情報が所狭しと詰め込まれています。
一見すると少し複雑な構造になってはいましたが、そこにはこの10年間、お客様がどれほど仕事に打ち込み、医院を成長させてきたのかという歴史と熱意の結晶がはっきりと刻まれていました。
これも間違いなく、一つの立派な育てるホームページの形です。
次の10年へ向けた鉢の植え替え
これからの時代、医院はさらに発展していかれることでしょう。しかし、今の土台のまま情報を追加し続ければ、いずれユーザーである患者様にとって、どこに何の情報があるのか迷ってしまう状態になってしまいます。
植物が大きく育ったとき、より大きな鉢へ植え替えが必要になるように、ホームページにも成長に合わせた設計の引き直しが必要です。
今回のリニューアルでは、これまでに蓄積された圧倒的な情報量とコンテンツの濃さを活かしつつ、これからの更なる発展に耐えうる土台となる情報設計を再構築しました。
再実装を終えた新しいホームページは、10年分の濃密な内容はそのままに、導線が整理されたとてもすっきりとした見た目に生まれ変わりました。これでまた、ここから先の10年も安心して育てていけるホームページになったと自負しています。
コンテンツの更新とリニューアルの必要性
ホームページは、更新が止まると検索エンジンからの評価が下がり、上位表示されにくくなってしまいます。だからこそ、日々の業務の中で良質なコンテンツをコツコツと追加し、サイトを育てていくことが何よりも重要です。
しかし、コンテンツがしっかりしていて、サイトが豊かに育てば育つほど、全体のバランスや情報の見つけやすさには少しずつ歪みが生じてくるものです。また、Webの技術やスマートフォンの閲覧環境も数年単位で大きく変化します。
だからこそ、日々の更新でホームページを育てつつ、5年から10年に一度は育ったホームページのリニューアル、すなわち設計の見直しが必要になるのです。
皆様のホームページは、今どんな状態でしょうか。 最近情報が増えすぎてごちゃごちゃしてきたなと感じたら、それはホームページが立派に育ってきた証拠かもしれません。ぜひ一度、次のステップへ向けたリニューアルを検討してみてはいかがでしょうか。